12時20分、金子駅 どうしても、ふれあい茶ん歩道の案内板が気になってしまう。
まずは、みつぎ台公園へ。花畑につながる小さな道があり、羊の椅子の奥は遊具地帯。板だけの滑り台で、横に脱線すると落ちてしまうのは、F-ZEROXのコースみたいで斬新。
公園先は切りとおしになっており、溝を歩いているみたいだったが、坂を上っていくと、一面の茶畑地帯になる。延々と先まで続いているはすごい。のどかで、いいところだが、車の通りに来ると通行量が多いので歩きにくい。道の両側が崩れてこんでいるので、より車道が狭くなっているし。
需要があるのか、午前中だけ営業の弁当販売所をすぎると、原野子育て地蔵へ。宝永五年(1708年)、念仏講の信者により設置されてものと伝えられている、諸祈願、大願成就の地蔵とのこと。「緑豊かな茶畑道の案内役をつとめている」という表現はいいな。
続いて5分ほど歩いて、入間市茶業公園へ。 2メートルくらいの小さな山でも上まで登ると景色はいいが、昔の富士塚のようにもっと高くても良かったかも。21世紀に残したい埼玉ふるさと自慢100選で、名所・自然・史跡・文化財部門第一位獲得! このあたり一帯全部が含まれているのだろう。
圏央道の上を通り、工場地帯をずっと南下する。なにもないところだが、車が少なくて快適。ぼーっと歩くにはもってこいの場所。自動販売機のジュースが110円なのもありがたい。
工場先は新しい住宅街になり、最後はALITという博物館で一区切り。博物館がメインだと思うが、建物前には草原があり、子供がいっぱい遊んでいる。ただ、まわりが畑なのか、肥料の香りきつい。
歩道が舗装されていない、冷遇されている道を西に進み、幼稚園横の二本木神社へ。神楽殿のある本格的なところ。坂の上にある神社なので、あとは下り坂。ここは、オッパケの坂と名前がついている。
バスの通り道に合流し、車の量が一気に増える。コンビニ横の細い道に逃げ、二本木公園へ。広場部分と公園遊具部分が、木で区切られいるのがいい。目立つのは、ペンギンとコアラの椅子と、砂場にある先が赤いテントのような建物。ギップルを思いだしてしまう。
小学校の外周を歩き、元狭間神社へ。埼玉県入間郡元狭山村の四つの村落にあった社を村の中央に移転合祀したそうで、こちらも神楽殿つき。狛犬はつるつるで、やせているようにも見える。
国道16号線に合流。陸橋で渡る。十二支が書かれているデザインで道も広く、ひさびさにまともな陸橋を見た。
ザ・モールみずほ16からの送迎バスが通る中を南下し、富士山公園へ。遊具のある公園だが、一面クローバーだらけで、ブランコに乗るのも大変なところ。こんなに育つのか。
メインは、五輪様と柿の木でしょう。甲州武田の家臣がこの地で討死。供養塔として五輪塔を建てる。そばにある柿の木はどんどん育ったので、実をとることなく、みんなで見守ってきたとのこと。今でも、柵で覆われ、大事に扱われている。
最後に、階段をひたすら上って狭山神社へ。
前に狭山池公園に行っているのに、この神社は完全に無視していたので初めて。木の装飾の端が塗装されていない(?)ので、が、金色の点線に見える。両側には赤い灯籠つきで、横には小さな4つの神社がある。
帰りは、駐車場方面に向かう坂道を利用する。急な道なので、階段の方が楽だったかも。
混雑する道路をのんびり歩いて、14時40分、箱根ヶ崎駅でゴール。
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