10時15分、武洲長瀬駅
駅前は道が狭くごちゃごちゃしているが、5分ほどで前久保中央公園へ。住宅街の中にある公園で遊歩道が広く、なにより車が通らないのがいい。駅に向かう通路として利用されている感じ。トイレには、子供と動物が書かれており、保育園みたい。
マクドナルドのある39号線を渡ると、畑だらけの風景になる。野菜直販場では、キャベツ2つで100円。…安いのかな?
小学校前に、如意輪観音像を発見。阿波国(徳島県)の小室永源入道重吉が、観音堂を建立したそうで、安産・子育てのお守りとして、信仰をあつめているとのこと。毛呂山町指定有形文化財になっている。
お寺横のお墓地帯をすぎると、八幡神社へ。古くて歴史がありそうなところで、芭蕉句碑がある。「道傍のむくげは馬に食われけり」と書かれているそうだが、すりへっていて、なんとなく読める程度。
神社先は下り坂になっているが、急に道が狭くなり、車とのすれちがいが大変になる。川を渡ると、まわりは一面田んぼ。もう水田になっている。
ここからはしばらく北上する(歩道があるので歩きやすい)。こちらは、なぜか麦畑が多いところ。スーパー前に八坂神社があったのでお参り。獅子はできたてのように新しい。祭りはやしが、村指定無形文化財というのは、どこでもそうなんだな。神社よりも、となりにある建物が古くて気になる(字は崩しすぎてなんて書いてあるかわからない)。
山を登って、11時25分におしゃもじ山公園へ。ついに、やりとげたぞ。前に、赤沼国分寺瓦窯跡に行ったが、少し南にあるのを見つけて気になっていたのです。駅から遠いところは一度機会を逃すと、なかなかやって来られないので、無理やり最寄駅からの散歩コースに組みこんだのでした。
杓子母神(おしゃもじ様)が祭られているから、おしゃもじ山というそうで。まあ、小さなところだが自己満足なのでこれでOK。
帰りも同じ道ではつまらないので、目白台に寄り道しよう。途中で小道に入ったが、山に続く坂道で、違う方向に歩いていたので方向修正。ずっと坂道なので、体力の消耗が激しい。引き返す途中に、いちご園があり、小学生くらいのグループがにぎやかにいちご狩りをしている。いいなー。いちごなんて、何年も食べていない気がする。
気をとりなおして別の上り坂を進み、住宅街横のひよどり公園へ。凹形の公園で、うす茶色と青の滑り台がメインかな。でも放置されている感じで、草が多い。
続いて、5分ほどでめじろ公園へ。グラウンドになっているが、公園部分は草だらけ。電力塔のためにある公園みたい。このあたりの道路は、ほとんどが閉鎖されており(不法投棄多発のためらしい)柵の間から進むしかない。荒れているなぁ~。治安が悪いのだろうか。
いままで曇っていたのに、日が照りだして急に暑くなる。帽子を忘れたのでダメージが大きい。幹線道路に沿って、最後に出雲伊波比神社へ。
日本武尊が作った神社で、神社建築としては、県内で一番古いそうだ。車で神社前までいけるようだが、横に山道の参道があり涼しくて気持ちいい。やっぱり、こういう山道の方が気分が出ていいな。
あとは、とりたてて何もなく八高線の線路を渡り、12時55分毛呂駅でゴール。
扉に戻る