6時半駅、所沢駅
駅前からトンボ通りをしばらくつ歩くと、広い道路につながる。マリオ・ヨッシーと子供の描かれたゲームセンターをすぎると、北秋津の交差点。ここは5叉路かな。とにかく少し歩くたびにわかれ道があり、迷いそうになる。
柵つきの歩道を歩いて、日月神社へ。住宅地に囲まれた場所にあるが、階段つきの本格的なところ。御神木と伝説(とんぼの寄生木)といって、殿様の無理な命令「とんぼの魂を木にして生やしてみろ」を日月大明神の祠が叶えたお話や、光あまねしの由来も書かれている。
柳瀬川に沿って狭い住宅街を歩いて、氷川神社へ。赤と緑の綺麗な神社で、扉の中が見える開放的なところ。奥には太鼓もあるので祭りには演奏するのかな。説明板には、弘仁9年頃に秋津村に氷川社があり、村の鎮守として崇敬されたと書かれている。
地下に埋めた川を渡って、東へ一直線に進み秋津公園へ。マンションの横が低い森になっているところで、一階ではなく地下になるのかな? 階段で下に下りるので、薄暗くて不気味だが、涼しくていい。
となりにあるのが、秋津神社。秋津のお不動様として、古くから知られ創建は明らかではないが、元禄12年以前であろうと思われる。かめ割り、鶴ら乗った仙人の彫刻あり。
広い境内で、散歩コースになっているのかな。 お参りする方が多い。
新秋津・秋津の乗り換え商店街は人だらけで、通るんじゃなかったと後悔。逃げるように南へ進む。やけに駐輪場が多いところ。
空掘川(水はあります)を渡って、坂道を上ると、矢嶋公園の領域へ。
矢嶋公園というよりは全生園なのだが、今日のような暑い日に静かな並木道を歩いていると、幻夢戦記レダの冒頭シーンを思いだすようなところ。時間が止まっているような風景が続く。
永代神社史跡(境内の工事は入院者の奉仕によって行われた)・築山(患者たちは望郷の念と駆られながら積み上げ、1925年に完成させた。ここから故郷の空を眺めて、家族を思い涙を流したものであった)を巡るが、壮絶な情景が頭につきまといクラクラしてくる。ウォーキングのついでではなく、資料館(まだ開いていなかった)とあわせてまた来よう。
次の目的地は氷川神社だが、ショートカットは無理そうなので、素直に所沢街道を進む。なにかの大会があるのか、バックを背負った自転車中学生が、どんどん通りすぎるので歩きづらい。
セブンイレブンで分かれ、ようやく静かになって下里氷川神社へ。神社横にはガラス戸の社…というか民家があり、庭の中にいるみたい。赤い屋根と廊下つきの木製社で、涼しそうな格子になっている。となりには、末社8つあり、名前がずらっと書かれている。
神社前の階段から、道路を挟んで宮前通りに入る。ちょっとだけ高台にあり、眺めのいいところ。
解説つきの馬頭観音を経由して、白山公園へ。池を埋めて作ったようなところで、公園の上には橋がある。野球場だと思うが、水びたしだし、日本庭園っぽいところもボロボロで、古びた門が寂しいところ。外周しか機能していないと思う。
公園先は住宅街になり、柳窪森の広場でひとやすみ。住宅街の中に残る林で、木の机といすがありがたい。説明はなかったが、ここも土地所有者の好意なのかな。
その後は、小平霊園に沿って歩く(大沼通り)。建物の裏側は、陰になっており涼しく快適で、クリアの音楽を聴きながら8時50分、小平駅であっさりゴール。
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