6時45分、鶴瀬駅
商店街がすぐに終わって道が細くなり、10分ほどで貝戸の森に到着。森というだけあって、木々だらけで涼しいところ。休憩場のあずま屋で一休みする。崖の下なのかな。横に長い森がずっと続いている。
このあたりの道は入り組んでいて、車も通れない細い道がたくさんある。迷路のような道を進んで、なんとか大通りに復帰。
ガソリンスタンドを目印にしつつ、地図を見ながら北東に進む。交差点にそれらしい碑がないので迷ったが、保育園の裏側にひっそりと、コロボックルの碑を発見。
貝塚跡にある石碑で、いにしえのコロボックルが残したと伝えられている。コロボックルとは、アイヌの伝説に出てくる先住民だが、妖精の意味合いもあるらしい。くさりに鈴がつってあるのが、おまじないのようで神秘的。
すっかり夏で、直射日光の攻撃がつらい。花影橋を渡り、プール施設を見ながら中学校に進むと森が見えてくる。全体が森に囲まれており、入り口がどこかわかりにくいが、外周をぐるっと歩いて榛名神社へ。
獅子には、力石慶雲飛と書かれている。日が当たらない森はいいなぁ。もう動きたくない。
なんの情報もないのでWebで調べると、富士見市のページを発見。昔から「はんなさま」と呼ばれていたとのこと。
巨大な陸橋で富士見川越有料道路を渡り、新河岸川を渡ると阿蘇神社へ。
やせたスマートな獅子がお出迎え。左側には小さな神社が6個、ずらっと並んでいる。何も書かれていないが、それぞれに意味があるのだろうな。近くには、近くに大きな地蔵もある。
ローソンで水を買って、東に進むとようやく今日の目的地、びん沼自然公園に到着。
びん沼川に沿った緑地地帯で、公園の両側に駐車場が整備されている本格的なところ。ちゃんと立派なトイレもあるのが、ありがたい。メジロの森・カブトムシの森・多目的広場といった施設があるが、展望台(見晴らしデッキ)に登っても、水はなく草だけが生えているだけ。篭原の別府沼公園を思いだす。夏はどこも、こうなのかな。
公園からはびん沼川に沿って歩く。暑いのに、つりをしている方がたくさんおり、日よけの傘だらけ。
58号線と合流し船渡橋を進むと、地図に載っていない鳥居が見えたので寄り道(稲荷神社)。神社自体は小さいが、稲荷像がフィギュアみたいに50体くらい置かれているのすごい。奥は巨大で手前はミニチュアで、信楽の狸を思いだす。
いよいよ治水橋へ。かなり手前から橋の傾斜が始まり、途中で90度に曲がるので迫力がある。ゴルフ場を見ながらずっと歩くが、一旦橋を上ると2キロくらい下りられないので、途中でいやになってくる 最初は西遊場公園に行く予定だったが、下りるところがなかったのでパス。地図では、道路の立体交差がまったくわからない。
県警察本部機動隊のところで、ようやく橋が終わる。白バイが隊列を組んで、ハングオンのように地面すれすれに、車体を傾けてカーブをうねうね曲がっているのは、見応えがある。ちゃんと、特訓しているのね。暑いのにごくろうさん。
車のよく通る土手を進み、小学校前で57号線に合流。直射日光を浴びながら、9時25分、指扇駅でゴール。ちょうど電車が交換待ちで止まっていたが、走って乗りこむ気力はなかった。
扉に戻る