ホームお散歩日記[東京]玉川学園前~多摩センター
2008.11.01

玉川学園前~多摩センター

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本町田遺跡公園

6時50分、玉川学園前駅 雲がない秋晴れの、いい天気。

まずは綺麗な洋館が多い中、坂道をひたすら上る。さくらんぼホールという公民館のようなところで、のぼり坂はひとまずおしまい。猫のような変なオブジェがある。

鶴川街道を越え再び坂道を上って、遺跡公園へ。 昭和二年に藤の台団地の建設にともない調査したところ、縄文時代前期4軒と弥生時代中期の住宅跡7軒を検出。典型的な住居形態なので保存したとのこと。復元された住居もあるが、ほとんどは、広場にぽつぽつと名前が書かれているだけ。花のタネを植えたばかりの花壇みたい。

日向山公園

日向山公園(ひなた村)

レクタウンに沿って急な坂を下ると、すっかりのどかな風景へ。日向山公園に向かって住宅街をさまようが、どろどろの山道があるだけで進めない。結局、西側が正規の道でした。小規模な山であっさり公園へ。

ここは、ひなた村という施設で、立派なガラス張りの図書館つき。手書きの地図で、てっぺん広場・童話の森・ひだまり・ささやきと各所に書かれている。ネーミングセンスがいいなぁ。

年間のイベント一覧が山ほど表示されており、人形劇・七宝焼・タコ作り・一輪車・縄文サバイバルなど楽しそうなイベントがたくさんある。

薬師池公園

野津田薬師堂

先へ抜けるような道がなかったので引き返し、18号線(鎌倉街道)に沿って進む。近道できるかなと、ゴルフ場横の狭い道を通ったが、あまり距離の短縮にはならず7時50分、薬師池公園(福王寺旧園地)へ。

遊歩道に沿って坂道を下りると、池の開けたところに。野鳥撮影だろうか、立派なカメラを持っている方が多い。二重橋もある大きな池で、何度も干上がったため池には見えない。しばらく休憩したあと、トイレ先からまた坂道を上り、野津田薬師堂へ。

天平年間(七二九~七九四)に行基が開基といわれる寺院であり、室町時代末には荒廃したいたのを、元亀四年(一五七六) 僧興満が暖沢に再興し、福王寺薬師堂と称したとのこと。采女霊神の由来も書かれている。

野津田公園

薬師堂先の出口から脱出。薬師ケ丘団地だと思うのだが、すぐに ひなびた山道になり、現在位置がわからなくなる。小さな丘を越えると、鶴見川が見え野津田町小川の公園に到着。流行っているのか、ここもビオトープがある。でも、民権の森を目指していたのだが…

あきらめて、次の野津田公園へ。基本はスポーツ公園だが、林の遊歩道も充実している。歩行者用の案内がたくさんあるので、迷うことはない。歩いていると、山のように落ち葉の雨が降ってくる。絶好のオチバミ日和だ。

小野神社

最後に、坂を下って湿生植物園へ。調整池を有効活用し、セキロチョウ・ノハナショウブ・キショウブ・カキツバタなど、水に強い植物が10種類、2万株あるそうで、地味だけれどすごいところ。池ではアヒルがたくさん泳いでいる。

一本杉公園

公園先は、狭いのに車がたくさん通る道になってうんざり。小野神社に寄り道したあとは、坂道になるが、ようやく車の少ない里山らしいのどかな景色になる。このあたりは何度か歩いているが、多摩ニュータウンの南は、まだまだ自然で多く残っているので、好きなところです。

ひたすら坂道を上って、一本杉公園内へ。小野路道と鎌倉裏街道の説明が書かれている。メインは、加藤家と有山家の住宅でしょう。囲炉裏やかまどのある立派な家。18世紀頃の家とのことだが、想像していたよりも新しく、電化製品が来る直前という感じ。昔は土間のある構造があたり前だったなと、懐かしくなる。この場所にあったわけではなく、多摩市内にあった二棟の古民家を移設したとのこと。

その後、多摩センターの領域に入ると別世界。落合東遊歩道を歩く。ニュータウンといっても、歴史のあるところで、団地と一体化した商店街の通りなど昭和っぽい風景もいいなと思う。ちいさな公園たくさんあるし、遊歩道が張りめぐらされ、歩行者は信号無しでずっと歩ける構造もすばらしい。

七五三の準備で忙しそうな白山神社を経由して、多摩センター駅でゴール(9時55分)。

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