6時20分、的場駅
的場は豪族の武士達が弓の射的場としたところからその名が付けられたとのこと。不動産屋が自主的に由来を書いているのがいいな。
昨日雪が降ったので凍るように寒い中、関越道をくぐると、巨大な山小屋のような家が見えてくる。窓がランダムについている不思議な建物で、たぶん3階建てかな。ぶどう畑のようなところと、昭和時代からあるような古いラーメンショップを過ぎると、いよいよ入間川を八潮大橋で渡る。このあたりは、雪が解けておらず歩きにくい。
川を渡ってもしばらく橋の高架が続く。木の電柱が見え珍しいなと思って近づくと、おお、単線のレールがずっと続いている。どこかの工場への引きこみ線だったのかな。まだレールが残っているのが凄い。
橋から地上に降りると、歩道つきの立派な道になる。少しずつ家が増えたところで、市民の森と大東健康ふれあい広場に到着。
実際は道路から直接入られず、かなり遠回りする必要があった。地図を見ると池があるのだが、実際は柵に囲まれ近づけず。くぼんだ広場には立派な陸上用のトラックがあるが、他は何もない。陸上に特化した潔い公園。マラソンしている方を見ながら、ベンチでしばらく休憩する。
北側にも道があり、日東町の住宅街に出る。再び立派な歩道つき道路に戻り、Memories Offの歌を聴きながら、のんびり南下。ゆるやかな坂を上ると大きい工場やマンションが見え、すっかり都会の風景になる。
川越狭山工業団地という工場地帯の中に入るが、休日のためかトラックは少なく道が広々して歩きやすい。まだ操業していないと思うのだが、クッキーのようないい香りがする(お菓子工場や食品工場があつまっている)。
刑務所横を通って、三峯神社へ。ミニ神社だが、周りの灯籠と石と庭木(?)が日本庭園に見える。でも、道路のとなりで、車の通行量が多いので落ちつかない。
続いて、ゴルフセンター横を歩いて菅原神社へ。
参道には、巨大な山(富士塚)があり、富士浅間神社が奉られている。神楽殿もあるし、本堂の廊下(?)には大きな杉の木あり歴史のありそうなところ。
まわりは、梅満開で綺麗。いいな、これで暖かければ文句なしなのですが。
なぜか100円の自動販売機が多いなか、8号線に沿って歩く。ふたたび関越道をくぐり、稲荷大明神へ。
さっき、いなり団地の前を通ったが、この神社が名前の由来かな。2体のきつねが狛犬のように、まりを踏んでいて威厳がある。となりには、奉行所のような立派な社務所つき。小さな稲荷神社が多い中、ひさびさに立派な神社を見たよ。
左側には、亀石が置いてある。普通の石だが、方向によっては亀に見える。でも、亀石と書かれいなければ見逃していたと思う。直進し富士見通り商店街に入ると、去年大雪の中を歩いた見覚えのある風景になり、8時50分、新河岸駅でゴール。
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