5時半に、新秋津駅
こんな早い時間なのに、続々と駅に向かう方がいるのはさすが平日。いつもの乗り換え道を途中で離脱し、北へと進む。未知の世界はやっぱりわくわくする。
かっぱの喜ぶ川を渡ると雑木林の山が近づいてくる。地図に載っていなかった階段を上ると、安松神社へ。このあたりの神社を寄せ集めたらしい。
神社先も昔ながらの住宅街だが、一直線に道がずっと続いているのがすごい。
松郷南公園を過ぎると、東川に合流したので、あとは川沿いにずっと歩く。犬の散歩をしている方とすれ違いながら、東所沢公園へ。
森部分と、遊具部分がはっきり分かれており、2つの公園を合体したような感じ。西側がメイン通りらしく、噴水に向かって一直線の道が続いている。
途中、新郷公園を経由し大きな道路を渡ると、同じような西側の住宅街へ。車2台駐車の広々した家が多い。
少し北に方向転換し、亀ヶ谷公園へ。野球場のまわりを林の道で覆っている感じで、涼しくていいところ。公園奥から亀ヶ谷神社の裏側に繋がっており、少し近道。薄暗いところで、朝なのに電気がついている。珍しい名前の神社なので、気になっていたのです。古い書体の大きな看板つき。
公園横は、武蔵野線の車庫で、高いところに来てしまったようだ。住宅街を抜けると、昔ながらの狭い道になる。武蔵野線の沿線なのに、まだこんな場所があったのかぁ。
ローソン横に合流し、案内にしたがって階段を上り、立派な城山神社へ。威圧感のある重厚な神社が格好いい。ベンチがあったので一休みする。高架の武蔵野線と奥の街が一望できる場所で、県境にふさわしいところかも。
狭山丘陵の一角が低地に向かって落ちる急峻な崖を利用し、東南方を流れる柳瀬川を防御線とした平山城があった場所で、横穴墓群の案内板もある。
かなり高いところにいたらしく、階段をずっと下りて武蔵野線の高架下をくぐる。この通りは、昔の街道っぽく蔵のある家もあっていい感じだが、道が狭いのに車だらけで、すれ違うのに苦労する。
氷川神社にひとまず退避。最近建てなおしたのか、明るい色の新しい神社。以前は八雲社の名称で鎮座していたそうで。
少し南へ進むと、清瀬側沿いにあるのが、清瀬金山緑地公園。
今までの公園になかった、大きな駐車場にびっくり。つりぼりの案内もある。武蔵野の風と光をテーマにしており、雲を映し夕日に染まる池水は武蔵野のイメージとして表現されたものとのこと。確かに、川と池が綺麗なところ。
石のベンチがあったので一休み。
金山橋を渡ると、上り坂になる。中里郵便局横を南へ進み中里の富士へ。たまに見かける、富士山信仰の場所だが、つづらおりの道が正面に見えるのは、珍しいかも。
すぐ近くに、中里公園があったのでついでに寄り道する。草を刈ったばかりのようで、いい匂いだし、狭いながらも林の中に遊具があり、涼しくていい場所。名前のない、赤い神社が気になる。
あとは、清瀬駅に向かうだけ。並木道が一直線に続いているのは、落ち葉の季節だと絵になるだろうな。割れたりんごの彫像など、意味不明の作品が点々と飾られており、 美術館の通りという感じ。でも、ちょうど通学時間と重なってしまったので、学生だらけで落ちつかなかった。
むつみ会の通りや亀の彫像があるビー玉の広場を見ながら、吸い込まれるように、8時25分、清瀬駅でゴール。
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