7時10分、行田駅 あいにくの雨なので鞄をビニールで包んで出発。
駅前通りの道を北東に進む。スーパーとドラッグストアが集まっているところで、オープンしていたら賑やかなんだろうな。
上越新幹線や熊谷バイパスをくぐって、 ひたすら進むと、ようやく水城公園に到着。大きな池が特徴で、鴨が泳いでいる。古代蓮のエリアもあり、花が咲くと綺麗なんだろうな。道路の反対側も公園で、ギリシャっぽい像のとなりには、行田音頭の石碑・佐間天神社、そして遊具広場と、いろいろなものが詰めこまれている。
のんびり散歩したいのだが、雨が激しくて素通りするだけでおしまい。
水城公園から東に進む。ここは、最近整備されたのかな。舗装が綺麗な道路がずっと続いている。保育園や教育文化センターなどを見ていると、お約束の区画整理の石碑も発見。
道路奥に神社が見えたので、寄り道。諏訪神社で忍の諏訪神社ともよばれているそうだ。言い伝えによると、佐間の諏訪神社は忍城主成田氏長氏が天正年間に創設したそうで。ブランコやシーソーなど遊具がいっぱい。
あと、100メートル伸ばすと武蔵水路なのに、途中であきらめてしまったように、途中で整備道路は終わってしまった。
武蔵水路から遊歩道に沿って進み、今日一番の目的地、奥の山古墳に到着。二重で台形の堀が通っていたことが判明したそうで、平成23年の完成をめざして復原整備中。
このあたり一帯は、埼玉県名発祥の地・さきたま古墳公園でとにかく広い。二子山古墳、丸墓山古墳などをぐるっと見てまわる。
とにかく大きい。二子山古墳は、武蔵国で最大の古墳だが本格的な発掘調査はされていないため、埋蔵施設の形や大きさ、福葬品の内容など詳しいことはまだわかっていないとのこと。古墳と、移設民家(旧遠藤家住宅)と二つの時代が混ざっているが、古墳亭というレトロな休憩処もいい感じ。また、雨のふせげる休憩場もついているのもありがたい。缶コーヒーを飲んで一休み。
古墳公園は、北鴻巣駅から歩いてこられるよう、遊歩道が整備されている。5キロ以上あるのに、よく整備したものだ。あとは遊歩道に沿って北鴻巣駅を目指すだけ。
飽きないように(?)、数百メートルおきに、美術作品が飾られており、巨大に野外美術館といった感じ。といっても、雲の夢というへんなのや、牛の頭が置いてあるのはかなりシュールな光景。
説明を読んでも、「三本の柱にささえられて有機的な魂があり、さらに内包された虚の空間があります。人が手を上げて立っている姿から変質させたぬくもりのある構造をめざしました」など、美術品に解説は不用とばかりに、ポエムっぽいのが書かれている。まあ、独特で楽しいけれど。
所々に雨のふせげるあずま屋の休憩場があり、ハニワ像がお出迎え。熊谷バイパスと交差するところは、さきたま緑道タイムトンネルと名前がついており、中には、小学生が書いたのかな、未来都市の絵が何枚も続く。やっぱり、空中の透明チューブに車や列車が走るのは定番だなぁ。
川沿いの道にずっと広い遊歩道が続き、信号を気にせず進めるのはありがたいが、歩道と自転車道が、何度も交差するのはあぶないと思う。最後にコアちゃん像先の赤見台近隣公園でおしまい。
赤見台近隣公園はテニス場のある単なる運動公園なので、横を歩いて通過、10時15分、北鴻巣駅でゴール。レインコートを着るべきだったか、やっぱり雨の日はダメージが大きい。
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