チャイムズクエスト![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ダンテ98![]() ![]() ![]() ![]() |
RPG作りましょ! 聞いたことあるよ。ナムコから出た、チャイルズを売り出すRPGでフマンドとかあるやつやろー。 …それはチャイルズクエストや! と言っても古すぎてわかる方が少ないのが残念ですが とにかく、初の98用PRG制作ツールではなかったでしょうか。 これを使用して実感したのは、とにかくRPGを作るのがいかに大変かということですね。半年くらいひたすら専念して、それでもボリューム不足なミニRPGでしたから。 すべては絵から始まります このRPGツール、BGM制作以外、何でも出来ちゃうものでした。そのかわり何を始めるにしてもとにかく、絵がないと話になりません。 まず主人公のキャラクター。2パターンアニメの4方向で8枚。これだけで先が思いやられます。キャラクターが増えるたびに、どんどん制作、ちっちゃいドット絵ですし、後ろ姿がうまく作れずに苦労しました。 ある程度できると次はマップチップです。ドラクエでいうところの草原や、林ですね。細かいチップを作っていって、それを組み合わせ、マップにしていきます。 イベントシーンにグラフィックも表示できますし、モンスターも描かなきゃだめですし、この時点で挫折しそうになりました。 簡単イベントならOKですが… お話はキャラクターのイベントにメッセージを書くだけです。また持っているアイテムや任意のフラグにより、メッセージを変えることもできますし、そこから戦闘を発生させることもできます。 でもこの時点では自動イベントなど、複雑なことはできません。これは自分でスプリクトと呼ばれるちょっとしたプログラムを書く必要がありました(イベント熟練者モード) マニュアルの半分近くはこの文法説明でして、デバッグの方法やインデントで見やすい書き方の紹介、メモリ節約の方法など、意気込みは伝わるのですが、お手軽にRPGを作るのはつらいなーというものでした。最低ダンテ98レベルのことはスプリクトなしで出来るとよかったのですけれどね。 さらに、マップそれぞれ半キャラごとに通れる/通れない、キャラクターに重なる/重ならないの設定もでき、林や家の後ろを通ったり、影や雲で暗く表示したり。そしてモンスターの攻撃力などはもちろん、1レベルごとにHPなどの能力設定、NEXTレベルへの経験値設定もでき、キャラクター一人一人に細やかな性格づけができるのも特徴でした。 ついに完成S・RPG こうしてなんとか形になったのがこちらです。FFを意識して、やたらと壁をすり抜けるところがありましたです マップ上の敵は後から戦闘をしかけると弱いという新要素つき (強さの違う同じ敵をつくりフラグで判定しています)FDを学校に持っていっていろいろな人に配りましたが、でもあまりに難しすぎて、クリアした方はいませんでした 一人で作ってると結局こうなるんですねぇトホホ。 この後ダンテ98が発売されまして、こちらでも何作か制作 しましたが、これはグラフィックはすべて既存のでしたから紹介するべきことはありません。ログインに応募しましたが、ダメでしたし。 ←こちらも含めまして、どなたか挑戦したい方いますか?ヾ |
追記:ひさびさに遊んでみました。 → チャイムズクエストの自作ゲームをプレイ