片山まさゆきさんの麻雀漫画「ぎゃわんぶらあ自己中心派」をゲーム化したものなのですが、この漫画、個性的なキャラクターはもちろんレースに見立てて麻雀するといった演出で、麻雀を知らなくても面白かったのです。
そして当時仲間内でなぜか麻雀ブームだったときに勧められてゲームを購入しました。やはり漫画を知っていた方が数倍楽しめると思いますよ。
こうして腕はともかく、麻雀のルールだけは覚えたのでした。何しろ揃っていなくてもツモ、ロンボタンが押せてしまうので役がなかったら大変です
ゲームの方も麻雀がうまい人ばかり用意されているわけじゃなくって、原作を再現することに重点が置かれています。
○キャラクターは12人
得意な手というより、みんなアガリ方にポリシーを持っているのですよ。
さらに2、3と続編が出るたびにキャラクターはどんどん増えていくわけですが、対戦の時にディスクを入れかえると、他ディスクのキャラとも対戦できるようになります。これは画期的でした。またアニメーション効果に加え、シルフィードでおなじみゲームアーツの技術力によって、音声合成で喋るのも特徴でした。
このゲームの特徴として、正々堂々の勝負!があります。イカサマアイテムがないだけじゃなく、ゲーム中の牌操作はいっさい行わないのです。そんなの、うそだぁ~。はいっ、これはタテマエです
オープン牌モードでプレイしますとわかりますが、最初に配られる牌ではそんなに差はありません。しかし持杉ドラ夫など強い方は「ツキ」によって牌を呼び寄せ、あっという間に揃ってしまうのですよ。
「ツキ」はゲームの流れをより大きく変化させる隠しパラメータのようなものですね。
詳細は不明ですが、経験によると「リーチが不発で終わったとき」とか「無意味に振り込んでしまったとき」はツキが思いっきり下がるようです。
今回は麻雀をしない方にとっては、さっぱりでしたでしょうか でもこのゲームのおかげで、とりあえず、スーチーパイとか、ルリルリ麻雀をクリアできるようにはなりました
2001.04.08