ホームPC9801 GAME Worldぎゃわんぶらあ自己中心派
2001.04.08

ぎゃわんぶらあ自己中心派(ゲームアーツ)

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片山まさゆきさんの麻雀漫画「ぎゃわんぶらあ自己中心派」をゲーム化したものなのですが、この漫画、個性的なキャラクターはもちろんレースに見立てて麻雀するといった演出で、麻雀を知らなくても面白かったのです。

そして当時仲間内でなぜか麻雀ブームだったときに勧められてゲームを購入しました。やはり漫画を知っていた方が数倍楽しめると思いますよ。

こうして腕はともかく、麻雀のルールだけは覚えたのでした。何しろ揃っていなくてもツモ、ロンボタンが押せてしまうので役がなかったら大変です

個性度優先!

ゲームの方も麻雀がうまい人ばかり用意されているわけじゃなくって、原作を再現することに重点が置かれています。

○キャラクターは12人

  • 「持杉ドラ夫」私、この手好きです。燃え上がってます
  • 「津見江ミエ」チャイッ、チャイね、これ。
  • 「中島ハコ」ひとつ積んでは父のため…チリーン
  • 「謎のじいさん」この捨て牌を警戒しなかったかな?
  • 「北家拳士郎」北家迅速拳
  • 「タコ宮内」完全無欠のタコであった
  • 「ゴッドハンド氏」稲妻ヅモォ
  • 「店野真澄太」あいにく、ツモが悪くて…
  • 「オクトパシーふみ」平和は何点ですか?
  • 「貧乏おやじ」オレの人生にツキはまわっちゃこねえんだァァ
  • 「迷彩レディー」勝負しても…いいかな?
  • 「クリスチーネ・M」黄金の一発!!

得意な手というより、みんなアガリ方にポリシーを持っているのですよ。

続編キャラとも対戦!

さらに2、3と続編が出るたびにキャラクターはどんどん増えていくわけですが、対戦の時にディスクを入れかえると、他ディスクのキャラとも対戦できるようになります。これは画期的でした。またアニメーション効果に加え、シルフィードでおなじみゲームアーツの技術力によって、音声合成で喋るのも特徴でした。

ツキを味方につけろ

このゲームの特徴として、正々堂々の勝負!があります。イカサマアイテムがないだけじゃなく、ゲーム中の牌操作はいっさい行わないのです。そんなの、うそだぁ~。はいっ、これはタテマエです

オープン牌モードでプレイしますとわかりますが、最初に配られる牌ではそんなに差はありません。しかし持杉ドラ夫など強い方は「ツキ」によって牌を呼び寄せ、あっという間に揃ってしまうのですよ。

「ツキ」はゲームの流れをより大きく変化させる隠しパラメータのようなものですね。

詳細は不明ですが、経験によると「リーチが不発で終わったとき」とか「無意味に振り込んでしまったとき」はツキが思いっきり下がるようです。

今回は麻雀をしない方にとっては、さっぱりでしたでしょうか でもこのゲームのおかげで、とりあえず、スーチーパイとか、ルリルリ麻雀をクリアできるようにはなりました

2001.04.08
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