今回は、今もシリーズ化されていますマイトアンドマジックです。
海外からの移植と知っていました。でも当然日本語化されていると思っていたのに…甘かったです。メッセージは日本語なのですが、コマンド関係がすべて英語。アイテム、魔法の効力一つにしても、マニュアルを見ながらじゃないと何もできませんでした。
それでも何とかキャラクターメイキングを終了、ミドルゲートの町からゲーム開始!といっても何も目的がないのですよ。町を探検したり、魔法を購入したり、酒場で料理を食べたり…するとなにやら依頼が。コブリン退治です。
そうそう。やはりRPGといえばコブリン退治でしょう 小さなことからコツコツと。憧れていたTRPGの雰囲気が体験できたこと。これだけで満足です。
海外版と違って、メイン画面は100*100ドットくらいだと思います あとはステータスとかアイコンとか…グラフィック的には本当に味気ないです。しかしクロンの世界を感じることができるのですよ。
酒場でチップをあげて噂話を聞いたり、ドラゴンのステーキとかコボルトのクリームスープといったスペシャルメニュー。街に古い新聞が落ちていたり、ホテルで殺人事件。スラムのような治安が悪くて、襲われるところ。かと思えばお金持ちリゾートの島で気分転換。外ではサーカスが開催、恐怖農場、殺すぞキャンプ場、あげくの果てには「放射能汚染地域」
さすが海外もの、突拍子もなくいろいろ出てきますが生活感もあって、これがわくわくして楽しいのですよ。
お金に余裕ができますと技能を買いましょう。FFでおなじみアビリティですね。「オリンピック運動具店」「反サセラン同盟」「砂のデューンズ」「腹裂き専門家」「オデッセイ雄弁家」…と独特なものが揃っています
こうして様々なクエストをこなしたり、魔法を手にいれたり、少しずつ強くなっていきます(ただ経験値があってもレベルアップはしないのです。お金を払ってトレーニング場で訓練をうけましょう)
その経験値はモンスターを倒すことによってもらえるのですが、おすすめは山の中です。見たこともない強い敵が出てきて、へたすりゃ全滅ですが一人でも生き残ればOK。強力な武器が手に入ったり、経験値が3桁くらい違うのですよ~。
また戦闘は洞窟とかで、多いときには一度に250匹くらい出てきます 倒しても倒しても敵だらけ。いやですね~
オート戦闘でお茶でも飲んでましょう。
終わりなき壮大な冒険かと思われたいくらでもあるクエストもいよいよ終盤。過去の世界に行ったりしたあと、ついにラストダンジョン!街のすぐ近くにある洞窟なのですよ。
なんとここでは、こちらのレベルにあわせて敵の強さが変わるFF8方式。…だめです レベル上げすぎました
ジグザグの通路で、曲がるたびに敵がいるのですが、半分進むのがやっとです。
長く遊べそうだなと思い購入しましたが、実際1年間くらい遊んでいましたすごいゲームです。こうして冒険には挫折しましたが、雑誌ポプコムのマップにお世話になりながらクエストと呼ばれるミニイベントを次々にこなしていく、世界観重視のゲームは楽しかったです。
2001.03.06まだデータが読めたので、写真を撮ってみました(2008.08.17)
01 ユーティリティディスク 02 プレイヤーディスク
03 プログラムディスク 04 N88-BASICのフォーマット?
05 ユーティリティディスクの画面 06 お金は1億
07 タイトル画面 08 キャラクターの名前はFF4(時代を感じます)
09 スタート地点です 10 町はずれ
11 この北がラストダンジョンです 12 島の洞窟に突入~
13 準備はいいか? 14 いきなり強敵出現
15 もはやこれまで… 16 初戦で敗退