98を買ってついてくるのが、何冊ものマニュアルと一緒のBASICです。日本語入力機能を備えて、なおDISK一枚で収まってしまうのですからやはり98は偉大でした。さらにWIDTHに80,25なんて数字が指定できるのだ~(古すぎてピンとこないですか?
) それからというもの、雑誌に載っているソース(プログラム)を打ち込む日々が続きました。カナキーを押さなきゃカナを打てないので自然とカナ入力もできるようになりましたし、当時はBASICマガジンにはPC98用は1本しか載らなかったので時間をもてあましマニュアル読みながらいろいろやってみることにしました。 |
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○お絵かき編なんじゃこりゃ~っ!ロクなものありませんね。 決して98の限界でないことは、8色200ラインのPC88でも素晴らしい作品が多いことが証明していますね、はぅ~。お絵かきの夢はこうして挫折したのでした。 まあ、カクカクなのを見ていただければわかると思いますがLINE文、PAINT文などで構成されていますので、実際のお絵かき制作画面はこんな感じになります。↓
今だとちょっと考えられませんよね でもそんなの理由になりません。雑誌ポプコムのカセットレーベルを見るとPC98-BASIC作品も多いのですよ。 それはもうすばらしいクォリティーです。 |
○ゲームブック編たった一本のプログラムの為に毎月買いつづけたBASICマガジン。他のページにはちょっとしたゲームブックのようなものが毎月掲載されていました。様々な冒険もので分量も少ないし、いっちょBASIC化してみますか!と誕生したのが「ゲームブック」です。 選択肢の飛び先が、GOTO文での行番号になっているという感じです。↓
これならできる!とその続編を考えてみて作成したのが、「ヴォーミラン2」です。体力を用意して、一撃でゲームオーバーというのもなくなり初のゲームっぽい作品となりました。 |
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○アニメなんのヒネリもないこのタイトル。先ほどのようなゲームブック作品に絵を追加し、さらにアニメーションします。う~ん、PC98-BASIC特有のフチが丸いキャラクター文字を多用していますね~。(これをDOS-BASICにコンバートすると文字化けだらけでした ) コマンド選択して次のシーンに移るまでのアニメはもちろん、コマンド選択中もINKEY文をFOR~NEXTで囲んで一定の動きをするようになっています。 むむ、これはアリスソフトに対する挑戦か!?なんてことはありません ゲーム内容は気のビームが飛び交うドラゴンボールっぽい内容でした。
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○FFもどき祝!FF5。FF5発売前にファミコン雑誌を見て制作です。 なるほど~、今回はアクティブバトルでのコマンド選択までの時間を表示する目盛りがあるのか。よし、採用!というわけで、前回のアニメ技術(←おおげさすぎます)に加え、アクティブタイムバトルシステム搭載の戦闘ゲームです。 キャラクターごとに目盛のたまり方が違ったり、ダメージ判定など、いろいろしていますが、一番苦労したのは敵の全員攻撃でダメージの数字が4人一緒にぴょこっと出るところです。 でも相変わらずテキスト主体の画面ですね~ 次回はグラフィカルなのも紹介したいと思います。 |