やはり定番といえば「ザナドゥ」じゃないんですか~?という声が聞こえてきそうですが、最初からこの路線。先が心配ですか?
記念すべき第一回は「ROUTE246殺人案内」です。
懐かしいのは私だけですか
えっと、これは花王さんの10枚入りのフロッピーディスク(当時10枚入りで1200円くらい)に+1として、製図ソフトの体験版や、図形データ集をおまけで付けたのが始まりで、後にゲームの製品版もつけるようになったのです。つまり、普通のパソコンゲーム売り場では売られなかったソフトであります。
システムはオーソドックスなアドベンチャーゲームです。首吊りした白井果穂は自殺だったのか?友人である靖子は私立探偵のように調べてみようと主人公を誘うのでした。「返事によってはこのピチピチの彼女をなくすわよ」ってほとんど脅迫に近いものがあります
246沿線が舞台となるわけなのですが、そんな縁のない関東の地名を出されても当時はピンとこなかったのですが、後に東京勤務のときに行ってみました(これは基本でしょうか )
とにかく関係人物にアリバイや話を聞いて、さらに話にでてきた人物に会う…と移動できる場所がどんどん増えていきます。ストーリー誘導型に慣れていると途方にくれてしまうかも。実際の捜査もこんな地道な聞き込みが重要なのでしょうね。
ゲームをいくら進めても終わりはありません。(厳密にはあるけれど)
このゲームの特徴として、謎解きがあります。いつでも好きなときに、警察に行くことができるのです。そこで出されるさまざまな質問に、捜査を進めただけではなく本当に自分で推理して答えていかなければならないのです。これは最近のゲームでも珍しいのではないでしょうか。
今までロクなものがなかったこのシリーズですが、FM音源に対応していますし、アニメ風グラフィックも8色とは思えないほどすばらしく気合いが入っています。目パチ口パクもするのだ~
実質ソフト代としては1000円くらいですが、それ以上の価値はありました。
ところでPC88用ソフトの移植でもないのに、なぜ200ラインなんでしょうね~